今度はお神輿も出る賑やかなお祭りです。
~まずは屋台で~
りんご飴ならぬみかん飴を。他にもいちご飴やパイン飴など果物ならなんでも来い!状態な飴屋さん。
さすがにバナナはまだみないけど・・・。
さて
飴の背景がお祭りなのに人少ないようにみえますよね。
このお祭りは
唐獅子と、ソバ、ベタ、ショーキという鬼に追いつ追われつのお祭りなのです<超はしょった
この1頭と3鬼に噛まれる、もしくは殴られる、どつかれるをされると
その1年は無病息災、子宝に恵まれる、賢くなる等というご利益のある行事。
鬼にどつかれて・・・というのはなまはげが有名ですが
この祭りの鬼は無言で追いかけてくるんです。
上記のご利益のため、小さな子供のいる家族は
子供をどついてもらおうと、鬼を追いかけるのですが
子供は恐くて
迷子になるのもお構いナシに親からも逃げる
親から逃げ切れなければてこでも動かない
泣き叫んで暴れる・・・等々
まるで獅子が子供を谷底へ突き落とすような光景がそこかしこでみられるのです。
大人はみんな笑っているという。
しかし
小学生中学年くらいになると、子供も鬼が人間だと判断できるようになるので・・・
逆に鬼を追いかけ殴られないように避けながらちょっかいを出す。
鬼はそういった子供には容赦なし。
全速力でおっかけてきたりするのです。
そして大人にも容赦なし。
遠巻きに見ていても、突然振り向いてやってきたりもします。
鬼役の人の瞬発力というか気配を察知する能力というかとにかくすごいのです。
全力でヒットアンドアウェイ
そんなお祭りを5~6年ぶりに見に出ました。
休みを取り損ねて仕事だといういとこのかわりに
じじ1人ばば2人と一緒にいとこの子供を連れて行ってきました。
来年小学生になる女の子。
女の子とは思えない嫌がりっぷりと恐がりっぷりと暴れっぷりに中々鬼に近づけません。
しようがないので奥の手。
「肩車だったら、鬼より大きくなるから恐くないよ?」
という言葉に、どうあってもこの洗礼から毎年逃げることができないと子供心にわかっているのか、無言で頷き担がれてくれました。
そして私も、動き回る鬼を、この子のお蔭で写メれました
白いお面がソバ
赤くて天狗鼻がショーキ
ベタと唐獅子は撮れませんでした
まぁ唐獅子はいわゆる獅子舞の獅子なのでまぁいいかと。
しかし、なんだか行動力というか勢いが以前ほどないと思ったのです。
元気なのはソバのみ。
ショーキとベタはなんだか動きに切れがない。
動き回るから疲れるんだろうと思われるかもしれませんが途中、中身は交代します。
それでもなんだか迫力がない。
どうやら封鎖しきれない車事情も関係あるようで・・・。
こんな、思い切って街中を走り回れるお祭りってなかなかないので
このままなぁなぁな鬼になってしまわないことを祈ります~>人<
ソバの人来年もがんばれー
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